最近その子と久しぶりに会って一緒にランチをすることになり
「私って論理的思考とか苦手だしやっぱ右脳型かな~」
みたいな話をしたら
「右脳型=感情的で直観的思考、左脳型=理知的で論理的思考、みたいなのは大間違い。ただのデマ」
と言われてしまった
なんでも脳の病気などで右脳の機能が低下して左脳優勢になった人は楽天的で細かいことは気にせず明るく朗らかになる傾向が強く、理知的でも論理的でも全然ないという
逆に右脳優勢になった人は悲観的で猜疑心が強くなり細かいことばかり気にして屁理屈をこねだす根暗な性格になる傾向が強いということだった
なぜそうなるかというと、左脳は何かを実行する際にそれをどうやってするかを考えるための脳で、右脳は何かを実行する際にそれを邪魔する異常がないか警戒するための脳だから
なので左脳は自分がしたいことばかり考えてて失敗したら恥ずかしいとか背後から突然敵が襲い掛かってくるかも、みたいなことはあまり考えないので楽天的で明るくなりがち
いっぽう右脳は何かをする前に失敗の原因とか異常の有無を疑ったり警戒したりするので悲観的で根暗になりがち
ちなみにうつ病の人は右脳が過剰に活性化してることが多いんだとか
ただそういう人たちも時間が経つと左脳優勢の人は左脳が右脳的な性質を、右脳優勢の人は右脳が左脳的な性質を獲得して健常者に近い状態に戻るという
つまり「右脳型=感情的で直観的思考、左脳型=理知的で論理的思考」っていうのは血液型性格診断みたいなもので、科学的には全く整合性がないのに一般に定着してしまった誤ったイメージだそうだ
私もテレビでもネットでも皆そう言ってるからすっかり正しいと思い込んでたよ……
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学生時代からの友人に脳科学の博士号取って大学で研究してる子がいる。「私って論理的思考とか苦手だしやっぱ右脳型かな~」って話したら
Source: 修羅場まとめ速報