【漫画】体のなかを金魚が泳ぐ…奇病の意味は？作者が目指した「変な夢を見た感覚」

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体の中を、金魚がスイスイと泳ぎ回る…そんな奇病を患ってしまったら、みなさんならどうしますか？

インスタグラムで活躍されるみわさんは先日「不眠症」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

身体の中を金魚が泳ぐ、謎の病気に罹ってしまったある男性。くすぐったくて眠れないということで、お医者さんにみてもらうことに…。

くすぐったくて眠れない。提供：みわさん

お医者さんから小さな猫を処方され、猫を体内に取り込んだ男性。その後の経過はというと…？

小さな猫を処方される。提供：みわさん

さてここからは、投稿者のみわ（@miwa.o3_）さんへのインタビュー。作品を描かれたきっかけや今後の活動についてお話を伺いました。

インタビュー

――今回の漫画はどのようなきっかけで着想を得たのでしょうか？

みわさん：わたしは着物が好きなのですが、着物の柄は景色や物語を纏うように描かれています。金魚の描かれた帯を締めた時に、その金魚が自由に泳ぎ出したら楽しいだろうな、と思ったところから着想を得ました。また、お話には描いていないのですが、物語の男の子は恋をしているんです。恋をしたときのそわそわする心の動きを、体の中をぐるぐる泳ぎ回る金魚や騒がしい猫に例えています。

――創作漫画について、今後はどのような作品を描かれていきたいですか？

みわさん：読んだかた人それぞれでいろんな解釈ができるような、ヘンテコで奇妙でちょっとひっかかるところがあるお話を描いていきたいです朝起きたときに「変な夢見たなぁ」って思うことが時々あるのですが、そんな雰囲気を作品にも入れられたらなと思います。あと、「不眠症」を読んでお着物でイメージコーデをしてくださったり、「創作意欲が刺激されます」と感想をいただいたりとても嬉しかったので、誰かのインスピレーションに繋がるような世界観を描いていけたらな、と思います。

金魚は制圧できたものの、今度は猫ちゃんの鳴き声に悩まされることになってしまった男性。不思議で可愛い世界観に、なんだか癒される作品でした